お問合わせ有難うございます。

添付いただいた画像を拝見いたしました。

植えてからの年数や症状の発生頻度などの情報がないのと、やはり実物を見ないと正確には判断できないところですが、

考えられる原因をお伝えいたします。

今年は7月からの猛暑と少雨で植物には非常につらい環境となっています。

画像がいつごろのものかわかりませんが、葉の症状からは水切れが一番の原因かと思います。

ジューンベリーは比較的乾燥に弱い樹ですので、今年のような天候の際は水切れによるダメージを受けることが多いです。

また、稀にですが、植えるときに周りの地面より低い位置に植えたり、植穴を深く掘りすぎたりして根の周りに水が集まって、

根腐れを起こすこともあります。この場合も葉に表れる症状としては水切れと同じような症状が出ます。

そういった症状が出て、そのままにしておくと徐々に葉が落ちて、気が弱っていきますので注意が必要です。

根腐れの場合は11月以降に一度掘り起こして植え替えるしかありませんが、暑さ、乾燥による水切れの場合はこまめに水やりをしたり、株もとにマルチングして土からの水の蒸発を抑えるなどすると改善するかもしれません。

また、2枚目の画像からは病斑のようにも見えますので、病気の可能性もあると思います。

ジューンベリーはバラ科の植物ですので、バラと同様の黒星病、赤星病、褐斑病などにかかることがあります。

インターネットの情報にもいろいろと出ているので病斑の外観についてはそちらを参考にしてもらうとわかりやすいかもしれません。

樹木の専門家に意見を聞くと、上記のような病気が出ていると疑われる場合は殺菌剤のトップジンを散布すると良いとのことです。

注意点としては他の農薬(例えば殺虫剤）などとの混用は避けて、トップジンだけで散布してください。

まだまだ暑さが続きそうですので、植物も人間も暑さ対策をして夏を乗り切るしかありませんね。

殺菌剤はお近くのホームセンタータイムでも販売していますので、詳しくは店舗スタッフにお問い合わせください。

よろしくお願いいたします。