2023年７月23日、著名な育種家でホームセンタータイムのガーデンアドバイザーでもある矢澤秀成先生の「育種寺子屋ワークショップ」第２回の授業をホームセンタータイム岡南店で開催しました。

 

6月の第１回授業で「世界にひとつだけの種（タネ）」作りに挑戦したみなさん。

あれからずっと毎日たいせつに育ててきた花には、どんな種が、どのくらい実ったでしょうか。

 

 

第２回のテーマは「種とり・種まき」

 

 

第２回は「種とり・種まき」の方法をわかりやすく学ぶ授業でした。

まず、みなさんが育てた花にできた「種」を、矢澤先生といっしょに見つけて採取しました。

 

 

中には、数え切れないほどたくさんの種が取れて大喜びのお子さんもいらっしゃいました。

親子でいっしょに種をさがす体験は、夏休みの楽しい思い出にもなったようです。

 

 

次に、種まきの方法やコツを矢澤先生から直接、教えてもらったみなさん。

育苗箱（いくびょうばこ）の中の土に、採取した種をひとつぶ残らず種まきしました。

 

 

そして、矢澤先生から、夏休み中の水やりや、赤ちゃんみたいに小さな小さな芽の育てかた、肥料のやり方、害虫対策など、アドバイスや注意したいことを教えてもらいました。

 

 

参加者のみなさんは「矢澤先生といっしょに種を見つける作業ができて楽しかった」「種がたくさん取れてうれしかった」とキラッキラの笑顔で感想を伝えてくださいました。

そして、「芽が大きくなるようにがんばって育てます」とアツい意気込みを語ってくださいました。

 

 

最後に、矢澤先生からアドバイスがありました。

 

「種には、ひと粒ひと粒に個性があります。芽の出るタイミングにも個性があって、早い種もあれば遅い種もあります。どれもぜんぶ個性。どんなことがあっても、あせらず、その種の可能性を信じて待ってあげてくださいね」。

 

どうか、みなさんのまいた種から緑の芽が出て大きく育ちますように。

 

次回のテーマは「ポット植替え」です。